プロ野球・日本ハムの清宮幸太郎選手が１２日、ソフトバンクの柳田悠岐選手らと行っている自主トレを公開しました。清宮選手は「目の前で柳田さんも一緒に練習してくださいますし、質問にも丁寧に答えてくださるので、本当にここに来て良かった」と、笑顔を見せました。

「誰が見ても日本一のバッター」と柳田選手を称賛し、「自分も５年目でガラッと環境を変えてやりたいなと思い、ここに来させていただきました」と、柳田選手の自主トレに自ら志願し参加した理由を明かしました。

去年１１月に新庄剛志新監督から減量の指令を受け、大幅な減量に成功した清宮選手は「動きやすいです、やっぱり。疲れないし」と、手応えを口にしました。

自主トレ参加から１週間、柳田選手と同じ旅館で寝食を共にした清宮選手。

「めちゃくちゃいい方です」と、柳田選手の印象を明かしました。

「バッティングは人それぞれ違うところがあるので、『柳田さんになれ』と言われても無理だと思うんですけど、打席での考え方や、柳田さんのスイングを見て疑問に思ったことを聞いてみたりさせてもらってます。自分のバッティングに取り入れたい」

“日本一のバッター”に学び、飛躍を目指す清宮選手は新シーズンに向け、「目標はホームラン３０本。（２月）１日からアピールしまくって、開幕はホークスなので柳田さんの前で一発かましてやりたいと思います」と、笑顔で決意を語りました。

そんな清宮選手について柳田選手は自主トレの参加をお願いされたときに「責任とれんぞ」と思ったそうですが、「日本を代表するバッターになる選手だと思う。なってもらわないと困る」と清宮選手のさらなる成長を期待しました。

「敵ですけど切磋琢磨（せっさたくま）しながらやっていって、それがいい方向にいけばいい。（清宮に）打たれても自分が打てばいい」と、闘志を燃やしました。