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中国“人口550万人の市”でロックダウン

2022年1月11日 15:14

来月4日に北京冬季オリンピックを控えている中国で、新型コロナの変異ウイルス「オミクロン株」の感染が相次いで確認され、新たに河南省の安陽市でロックダウンが始まりました。

中国メディアによりますと、人口およそ550万人の河南省安陽市では、10日夜から市民の不必要な外出を控えることや、一般車両の通行を禁じる通達が出されました。安陽市では今月8日以降、オミクロン株を含む84人の感染が確認されています。

オミクロン株の感染は、冬季オリンピックが開かれる北京に隣接する天津市でも確認されており、警戒が強まっています。

大会の組織委員会はオミクロン株の影響について、「引き続き注意し続ける」と述べる一方で、外部との接触を断つバブル管理などを徹底することで「制御可能」との認識を強調しました。