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事実確認できてない字幕を放送 NHK謝罪

2022年1月10日 0:49
事実確認できてない字幕を放送 NHK謝罪

NHKがBSで放送したドキュメンタリー番組で、事実かどうか確認できていない内容の字幕を放送していたと明らかにしました。

NHK大阪拠点放送局によりますと、去年12月にBSで放送されたドキュメンタリー番組「河瀬直美が見つめた東京五輪」の中で、NHKが取材した男性について、「五輪反対デモに参加しているという男性」「実はお金をもらって動員されていると打ち明けた」という字幕を付けて紹介しました。

放送後、字幕に対する視聴者からの問い合わせが相次ぎ、NHK側が男性に確認したところ、男性は、デモに参加する意向があったものの、実際に参加したかどうかは確認できなかったということです。

NHKは、番組の取材・制作は全てNHKの責任で行っており、番組のチェック体制がずさんだったと謝罪しました。