冬到来 北日本で“ひょう”北海道は吹雪も
23日の都心は前日の雨から一転、日中は日差しも見えました。一方、北日本は荒れた天気となり、ひょうが降ったところもありました。
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新潟・長岡市、午後2時過ぎ。車のフロントガラスに打ち付けるのは、雨ではなく、氷のかたまりでした。新潟県関川村では、民家の庭の一部が真っ白に染まる様子も見られました。
秋田県にかほ市では、横殴りの雨の中に、白い粒がまじっていました。さらに、北海道・小平町など、各地でひょうのような氷の粒が降る様子が見られました。
強い寒気が流れ込み、日本海側などで荒れた天気となった祝日の11月23日。
北海道名寄市では、朝から、数メートル先もかすんでしまうほどの吹雪にみまわれました。ほんのわずかの間に、大粒の雪が道路に降り積もっていきました。止まっている車はもちろんのこと、走行中の車も雪に覆われてしまいました。
雪は北海道の観光地、小樽市にも降りました。
岐阜からの観光客
「夜は夜で幻想的だったんだけど、また、朝の雪っていうのもすてきですね。来てよかったです」
本格的な冬の到来を感じさせる1日となりました。
このあとも北日本などで、荒れた天気が続く見込みのため、車の運転などには十分注意が必要です。