１１日、サッカーのＷ杯アジア最終予選のベトナム戦に臨む、日本代表ＦＷの浅野拓磨選手（２６）が９日、オンライン会見に臨みました。

ここまで２勝２敗、グループ４位の日本。１１日にはベトナム代表と、１７日（日本時間）にはオマーン代表とのアウェー２連戦を迎えます。

１０月のオーストラリア戦では、途中出場で試合終了間際に相手のオウンゴールを誘い、日本を勝利に導いた浅野選手。その“劇的ゴール”については「オウンゴールという形ではありましたけど、途中から出てチームを勝利にすることができた。毎試合自分が『やったるぞ！』という気持ちを常に持っている」とコメント。

１１日のベトナム戦については。

「なかなか簡単なゲームではない。“厳しい戦い”というのは当たり前。その中でもサイドからの攻撃であったり、クロスボールからは絶対に起点になるところ」と分析。

「少なからず隙はあると思う。隙があればそこを狙って、スペースがなくても１つの動きで相手の背後はとれると思います。サイドで出ても絶対にチャンスはくると思っている。そういうところをチーム全体で合わせていければ」と勝利へのイメージを語りました。

「まずはひとりひとりが自分のパフォーマンスを１００％発揮できる準備できることが大事だと思うし、僕自身も試合に向けていい準備をする。１００％注いでいけたら」と意気込みました。

またＤＦの長友佑都選手（３５）は、「この２戦を２連勝でとれないと、また難しい状況がくる。オーストラリア戦のような緊張感と試合の入りができるようにしないといけない。ベトナム戦でも試合に出たら、攻守においてチームに貢献できるように頑張りたい」と最終予選突破へ、決意を新たにしました。

写真：日刊スポーツ／アフロ