スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさんが、新型コロナウイルスの影響で規模を縮小していた「学校ストライキ」の活動を本格的に再開させると表明しました。

グレタ・トゥーンベリさん「気候変動の危機はさらに緊急性を増している。私たちは街頭に戻る」

グレタさんはパンデミック以降、地元スウェーデンでオンラインや少人数での活動を行ってきましたが、２０日、世界の若者に対し、街頭に出て抗議活動に参加するよう呼びかけました。２４日にはグレタさんが始めた学校を休んで環境問題を訴える「学校ストライキ」が世界各地で一斉に行われる予定で、グレタさんもドイツでの活動に参加するということです。

一方で、活動にあたっては感染状況を考慮すべきで、国によって規模も変わってくると述べました。

グレタさんは「象徴的な活動は縮小するが、私たちは姿を消したわけではない」と強調しています。