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都内の自宅療養中の死者 先月以降33人に

2021年9月8日 21:38
都内の自宅療養中の死者 先月以降33人に

新型コロナウイルスの深刻な感染状況が続く東京都内で、新たに1834人の感染が確認されました。また、30代と40代を含む17人の死亡も確認されました。

東京都内の新たな感染者は1834人で、1日(水)から1334人減り、17日連続で前の週の同じ曜日を下回って、減少傾向が続いています。都の担当者は、「減少の要因は分からないが、ワクチン接種が進んでいるのは、1つあると思う」と説明しています。

一方、新たに30代と40代を含む17人の死亡も確認されました。30代の男性は、職場で倒れているのが見つかり、救急搬送された際の検査で感染が分かりましたが、その日に死亡しました。基礎疾患は不明で、感染経路は職場内感染でした。

40代の男性は、ビルの出入り口で倒れていて、死亡確認後に感染が判明しました。基礎疾患はなく、死因は新型コロナ肺炎でした。

80代の男性は、6月上旬までにワクチン接種を2回終えていました。2回の接種後に死亡が確認されたのは23人目です。

また、別の80代男性は、入所する高齢者施設で療養していましたが、容体が急変して死亡しました。都内の自宅療養中の死者は、先月以降、33人となりました。