政府は、新たに京都府や兵庫県、福岡県など７府県に、緊急事態宣言を発出する方針を固めました。期間は今月２０日から来月１２日までです。東京や大阪など６都府県に発出している宣言についてもあわせて延長する方針です。

政府・与党幹部によりますと、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府は、茨城・栃木・群馬・静岡・京都・兵庫・福岡の７府県に緊急事態宣言を発出する方針を固めました。期間は今月２０日から来月１２日までです。

また、東京・埼玉・千葉・神奈川・大阪・沖縄の６都府県に発出している緊急事態宣言についても、来月１２日まで延長する方針を固めました。

また、まん延防止等重点措置については新たに宮城・富山・山梨・岐阜・三重・岡山・広島・香川・愛媛・鹿児島の１０県に適用する方針を固めました。期間は今月２０日から来月１２日までです。

北海道・福島・石川・愛知・滋賀・熊本の６道県に適用しているまん延防止等重点措置についても来月１２日まで延長する方針です。

政府は、こうした方針を１７日、専門家にはかった上で国会に報告し、対策本部を開いて正式決定することにしています。