台風から変わった低気圧の影響で、北日本は大荒れの天気です。特に青森県や北海道で、記録的な大雨となっている所があり、大荒れの天気に警戒が必要です。一方、関東では危険な暑さが予想されており、熱中症に万全な対策が必要です。

台風から変わった低気圧の影響で、北日本を中心に大荒れの天気となっています。青森県七戸町は町内の中野川で洪水が発生したとして、一部地域に大雨警戒レベル５にあたる「緊急安全確保」を発表しました。このあとも、北日本や北陸を中心に、大雨や暴風に警戒が必要です。

予想される雨の量は北海道で２００ミリ、最大瞬間風速は、北海道から関東甲信で３５メートルなどとなっています。土砂災害や河川の氾濫、暴風、高波や高潮などに警戒が必要です。

一方、関東地方では朝から気温が上がっています。

台風がもたらした暖かい空気や、フェーン現象の影響で関東を中心に気温が上がっていて、東京都心では、午前１１時までに３５℃を超えて、今年初めて猛暑日となりました。日中にかけてさらに気温が上がり、予想最高気温は埼玉県の熊谷で４０℃、前橋や、さいたまで３９℃、東京都心も３８℃と危険な暑さになりそうです。

熱中症警戒アラートが、東日本と西日本を中心に１８県に発表されています。屋内でも適切に冷房を使用するなど、万全な対策が必要です。