×

遺体で発見の活動家「嫌な予感がする…」

2021年8月4日 6:14

ベラルーシの独裁政権に反対する活動を続けてきた男性が3日、首をつった状態で遺体で見つかりました。地元当局は殺害された可能性もあるとみて調べています。

遺体で見つかったのはベラルーシ人の活動家ビタリー・シショフ氏で、ベラルーシのルカシェンコ政権の抑圧から逃れてきた人々を隣国のウクライナで支援していました。

シショフ氏は2日朝、ウクライナのキエフにある自宅からジョギングに出た後、連絡が取れなくなり3日、近くの公園で首をつった状態で見つかったということです。

最近、友人に対し、「嫌な予感がする。何かあれば交際相手のことを頼む」と話していたということです。ウクライナ当局は自殺を装い殺害された可能性もあるとみて捜査を始めました。

シショフ氏が代表を務めていた団体は「政権にとって危険な人物を排除するために計画されたものだ」として、ルカシェンコ政権の関与を主張しています。