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バレー日本 世界1位アメリカに善戦実らず

2021年6月13日 22:40
バレー日本 世界1位アメリカに善戦実らず

バレーボールの世界トップ16チームによる国際大会・ネーションズリーグの予選ラウンド第11戦がイタリア・リミニで行われました。

日本の対戦相手は世界ランキング1位、今大会10戦全勝中のアメリカ。第1セットはアメリカのサーブに苦しめられ、一時8点差までリードを広げられます。終盤にはエース黒後愛選手のサービスエースや石井優希選手のスパイクで6連続ポイントと巻き返しますが、23対25で1セット目を奪われます。

第2セットは、このセットからスターティングで入った林琴奈選手のスパイクが効果的に決まり、日本がリードする展開となります。先にセットポイントを握りますが、ヘイリー・ワシントン選手のブロード攻撃で追いつかれ、アメリカの高いブロックに阻まれセットポイントを許すと、最後もワシントン選手が決め、日本は24対26で2セット目も落とします。

日本は後がない第3セットでしたが、2018年の同大会でMVPとなったアメリカのミシェル・バーチ=ハックリー選手や、日本のVリーグでJTマーヴェラスを2年連続優勝に導いたドルーズ・アンドレア選手の強烈なスパイクを決められ、0対3でストレート負けを喫しました。

これで日本は8勝3敗、試合終了時点で暫定4位となっています。


写真:YUTAKA/アフロスポーツ(写真は2021年5月1日 国際親善試合のもの)