今年は桜の開花が早く、４月は全国的に暖かくなりました。５月には西日本から東海で早い梅雨入りとなり、６月になってここ数日は、急に暑くなりました。季節進行が例年より早まっている印象があります。

この先、６月１２日から１８日頃にかけても、北日本を中心に平年よりも気温の高い状況が続くでしょう。なお、６月１９日から２５日頃にかけては、一転して、気温が平年より低くなる可能性もあります。

梅雨前線の動向には不確実な面もありますが、日本の南海上や日本付近に停滞する時期があり、西日本から東海に加え、関東、北陸、東北などでも、次第に梅雨らしい天気になるでしょう。また、沖縄・奄美は、湿った空気の影響で、まとまった雨の降る時期がありそうです。沖縄・奄美は、６月末以降、平年同様に晴れる日が多くなり、梅雨明けが期待されます。北海道では、オホーツク海側で、６月中頃に気温の低くなる時期があるでしょう。

＜気温の予想＞
北日本：平年より高い確率５０％
東日本：平年より高い確率４０％
西日本：平年より高い確率４０％
沖縄・奄美：平年より高い確率５０％

＜降水量の予想＞
北日本：平年並みの確率４０％
東日本：平年並みの確率４０％
西日本：平年より少ない確率４０％
沖縄・奄美：平年より多い確率４０％

＜日照時間の予想＞
北日本：平年より少ない確率４０％
東日本：平年より少ない確率４０％
西日本：平年並みの確率４０％
沖縄・奄美：平年より少ない確率４０％