×

ニトリと島忠の融合型店舗 狙いは価格の幅

2021年6月11日 17:59
ニトリと島忠の融合型店舗 狙いは価格の幅

「ニトリ」と「島忠」の経営統合後、初めての融合型店舗となる「ニトリホームズ」が11日、オープンしました。ニトリは初のトータルコーディネートの店として位置づけているほか、両者のほぼすべての商品を取り扱うことから、価格の幅をアピールしています。

 ◇◇◇

「ニトリ」なのにオレンジの看板。さいたま市に11日、オープンしたのはニトリと島忠の融合型店舗、ニトリホームズです。

家具大手の「ニトリホールディングス」とホームセンターを展開する「島忠」。経営統合後、初めてとなる融合型店舗「ニトリホームズ」が誕生したのです。

初日となった11日、店の前にはあふれんばかりの自転車が。訪れた客は。

買い物客「ニトリが入って、いろんなバリエーションがあって、すごく見てても楽しいですし。全部一緒になってるのですごく便利です」「安いものから高いものまで、そろっていました。単純に品ぞろえの幅が島忠とニトリで2つ分あるので。ちょっと来てみて気になるの見てって」

店内は、ニトリと島忠のまさにいいとこどり。家具に生活雑貨、洋服に食料品まで広大な売り場に衣食住、多種多様な商品が並びます。

ニトリホールディングス・似鳥昭雄会長「家の中も外も含めてですね。住生活の総合提案型の専門店と。新しい専門店が日本で初めて本格的なのが生まれたんじゃないかな」

2つの会社の商品が並ぶため、価格の幅でも強みが。

島忠・須藤文弘会長「低価格帯から高価格帯までの品ぞろえがすべて1つの店でできあがっております。1か所でワンストップショッピングができると」

住まいのことなら何でもそろうトータルコーディネート店として、地域に根付いていきたいということです。