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西武・今井8回途中2失点で同学年対決制す

2021年5月5日 21:08
西武・今井8回途中2失点で同学年対決制す

5日、メットライフドームでの西武対オリックスは、今シーズン2度目となる西武・今井達也投手(22)とオリックス・山本由伸投手(22)の同学年対決。

前回、4月21日の対決では今井投手が7回4失点で負け投手に、山本投手が8回2失点で勝ち投手になりました。

今回も勝ちたい山本投手は初回。ツーベースヒットと自らの暴投などで2アウト1、3塁のピンチをまねくと、西武の5番・栗山巧選手に153キロのストレートを打ち返され、西武に1点を先制されます。さらに3回と5回に、西武の4番・中村剛也選手にタイムリーを打たれ5回までに3点を失います。

一方の今井投手は2回。オリックスの6番・ロメロ選手にスリーベースを打たれ1アウト3塁のピンチをまねくも、カットボールで2者連続三振を奪いピンチを切り抜けます。

今井投手は、「ストライクゾーンに8割ぐらいの力で投げてテンポよく投げられた」と7回まで1失点の好投を見せます。

対する山本投手は7回。1アウト1塁の場面で、西武のキャプテン・源田壮亮選手にタイムリースリーベースを打たれ点差を広げられ、ここで降板。6回3分の1を投げ5失点(自責点4)で3敗目。

今井投手は8回に2アウトを奪ったところで降板しますが、7回3分の2を2失点の好投で2勝目をあげ、前回の雪辱を果たしました。

試合後、今井投手は、「同学年が投げ合うと、いつもより負けたくないというのもあるし、先にマウンドを降りたくないという気持ちがより一層強くなる。これからも対戦があると思うので、今日みたいなピッチングが続けられればなと思います」とコメントしました。