×

萩野公介 代表内定「自分を出し切りたい」

2021年4月8日 23:50
萩野公介 代表内定「自分を出し切りたい」

競泳の萩野公介選手(26)が日本選手権の男子200m個人メドレーに出場。200m個人メドレー東京オリンピック代表は瀬戸大也選手(26)がすでに内定している中で、残る1枠を争う戦いになっていましたが、萩野選手は派遣標準記録を突破する1分57秒43で2位に入り、代表内定を勝ち取りました。

その後インタビューに答え、瀬戸選手とのライバル関係、また東京オリンピックに向けた意気込みを語りました。

ーー狙っていた200個人メドレー代表内定。どのような気持ちか

タイムはもうちょっと上のところ狙っていたので、バタフライ最初浮き上がって1かき目失敗しちゃったりとか、もっとたくさんいろいろ課題の残るレースだったかなと思うんですけど、考えていてもしようがないので、がむしゃらにというか、今の自分の実力を出すということで泳ぎました。結果最後0.02秒負けてしまいましたけれども本番で頑張ります。

ーー最後の50mどういう思いで泳いでいたか

泳ぎながらよし前でたなと思ってたんですけど、ちょっとスパートかけるの早かったかなと思って、競馬でいう鞭をちょっと早いタイミングでワンテンポ入れちゃったみたいな感じかなあと思っていたら、案の定そんな感じだった。

そういうのもレース感であったりとか、競った中での経験というものが培ってくるものだと思うので、すごく楽しかったです。悔しかったですけど。

ーーオリンピック本戦に向けて、どういったレースをするか

僕が出来ることは、オリンピックが決まったので、そのオリンピックで、全力で自分の泳ぎをするということだけなので、こういう結果がいいっていうのももちろんありますけど、僕の今の一番の願いは、オリンピックの本番で自分の実力を100%出し切ることだけなので、メダルとか1位とかもちろん目指しますけど、それよりもまず何よりも自分という姿をオリンピックの本番で100%出し切りたいです。

写真:YUTAKA/アフロスポーツ