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菅首相が訓示 “国民全体の奉仕者として”

2021年4月7日 14:50
菅首相が訓示 “国民全体の奉仕者として”

菅首相は、国家公務員の初任研修で訓示をし、総務省の接待問題などを「深く反省しなければならない」と述べた上で、「己を律しながら、国民全体の奉仕者として職務に当たってもらいたい」と訴えました。

菅首相「国家公務員倫理法違反など、国民の信頼を損なう事案が発生したことは、深く反省しなければならないと考えています。常に謙虚に己を律しながら、国民全体の奉仕者として職務に当たってもらいたい」

菅首相は、オンラインで新人官僚およそ800人に対し、総務省や農水省の幹部が、違法な接待を受け処分されたことなどを受け、「これから、さまざまな権限が委ねられることになるが、国民から託されたものであることを、決して忘れてはならない」と強調しました。

また、菅政権が取り組む気候変動問題や、デジタル化を挙げ「無用な縦割りを打ち破り、スピード感をもって政策を実現することを目指してほしい」と訴えました。