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1都3県知事 解除“前倒し状況ではない”

2021年2月23日 19:03
1都3県知事 解除“前倒し状況ではない”

新型コロナウイルスの緊急事態宣言について関西地方や中部地方では前倒しして解除する方向で調整に入っていますが、首都圏1都3県の知事は23日午後、オンラインで意見交換し、首都圏は宣言の解除を前倒しする状況ではないとの認識を共有しました。

埼玉県・大野知事「早期の緊急事態(宣言)解除を要望する段階になく」

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首都圏1都3県の知事は23日午後、オンラインで意見交換し、感染者数の減少ペースが鈍化している事などを懸念点としてあげた上で首都圏は宣言の解除を前倒しする状況ではないとの認識を共有しました。その上で首都圏での緊急事態宣言を来月7日までで終わらせるため「感染防止対策をトコトン徹底しましょう」と呼びかけるとしています。

東京都での、23日の新規感染者は275人で17日連続で500人を下回っていますが重症者は22日より1人増えて77人でした。

小池都知事は先ほど「リバウンドしてしまうとまた苦しい思いを皆で共有しないといけない」と述べ、改めて感染防止対策を緩めないよう訴えていました。

NNNの調べによりますと午後6時45分現在、全国での23日の新規感染者は1078人。全国で亡くなった方は43人となっています。