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NYダウ167ドル高 米・経済指標を好感

2021年1月6日 8:28

5日の米・ニューヨーク株式市場は、経済指標の内容が好感されたことで、景気に敏感とされる銘柄を中心に買いが広がり、ダウ平均株価は反発して取引を終えています。

5日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、前の日の終値から167ドル71セント値を上げ3万0391ドル60セントで取引を終えました。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も120.51ポイント上げて、1万2818.96で取引を終えています。

この日、発表された製造業に関する経済指標が改善し、市場予想も上回ったことから、資本財や金融などの景気に敏感とされる銘柄を中心に買いが広がりました。原油先物価格が上昇したことで、「シェブロン」などのエネルギー関連株も買われました。

一方で、新型ウイルスの感染拡大が続いていることや、南部・ジョージア州で行われている上院2議席の決選投票の結果判明を前に、不透明感から売りが優勢となる場面もありました。

市場関係者は、「ジョージア州の結果次第で、6日の市場は短期的に大きく反応する形となるだろう」と話しています。