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拘束された華為の副会長、米側と司法取引か

2020年12月5日 4:53

カナダで拘束された中国の通信機器大手「ファーウェイ」の副会長について、中国への帰国を可能にする司法取引を、アメリカの司法省と副会長側が協議していると報じられました。

ファーウェイの副会長・孟晩舟被告は、2018年、イランに関連する不正な取引に関わったなどとして、アメリカの要請によりカナダで逮捕され、身柄をアメリカに引き渡すかどうかの審理が続いています。

有力紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」は、孟被告が罪を認めれば、中国への帰国を可能にする司法取引をアメリカの司法省と被告側が協議していると伝えました。

合意すれば、悪化したアメリカ・カナダと中国の関係が改善する可能性があるとしています。

ただ、孟被告は、「不正行為はしていない」などとして、抵抗しているということです。