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故中曽根氏“弔意依頼”国立大対応分かれる

2020年10月17日 17:22
故中曽根氏“弔意依頼”国立大対応分かれる

去年11月、101歳で亡くなった中曽根康弘元首相の内閣と自民党による合同葬儀が17日、都内でしめやかに営まれました。一方、合同葬儀にあたり、文部科学省が国立大学などに対して弔意の表明を求める通知を出していましたが、各大学で対応が分かれました。

文部科学省は中曽根元首相の合同葬儀にあたり、今月13日付で全国の国立大学などに対し、弔旗の掲揚や黙とうなど弔意の表明を求める通知を出していました。

これを受け、中曽根元首相の地元、群馬県の群馬大学では午前9時頃から半旗を掲揚しました。

群馬大学生「(Q:中曽根元首相について)父とかからはよく聞くので、誇りではあるんじゃないかなと」

一方、半旗の掲揚を見送った大学も少なくなく、対応が分かれました。日本テレビの取材に応じた全国43の国立大学のうち中曽根元首相の母校・東京大学など20校がこれまでの功績も踏まえ半旗を掲揚すると答えましたが、東京海洋大学や琉球大学など11校は土曜日は大学が休みであることやこれまでに前例がないことなどを理由に掲揚しないと答えました。

半旗を掲揚すると答えていた大学の中でも悪天候のため、急遽、掲揚をとりやめた大学もみられました。