自民党の杉田水脈議員が性犯罪に関連して「女性はいくらでもウソをつける」などと発言したとされる問題で、杉田議員は、３０日、自民党幹部から、口頭で注意を受けました。

杉田議員をめぐっては、先週、開かれた自民党の会合で、性暴力被害について議論していた際、杉田議員が「女性はいくらでもウソをつける」などと発言したと複数の出席者が指摘した一方で、杉田議員本人は発言を否定していました。

こうした中、杉田議員は３０日、自民党の下村政調会長から呼び出され注意を受けました。

杉田議員「真意が伝わる説明をするようにということで（口頭で）注意を受けましたので。今後はそちらの方をブログでしっかりと書いていきたいと思っております。以上です。ありがとうございました」「（Ｑこちらの方で説明は）ちょっと質問にはということだったので」「（Ｑ発言の事実関係を教えてください）すみませんが」

杉田議員は、問題の発言をしたのかについては答えませんでした。下村政調会長は、杉田議員から「女性蔑視を意図した発言はしていない」との説明を受けたと話しました。ただ、杉田議員が、実際にどのような発言をしたのかについては先週の会合は非公開だったことを理由に明らかにしませんでした。