×

鎌倉でクルーザーが危険航行?海保が捜査へ

2020年8月21日 19:14
鎌倉でクルーザーが危険航行?海保が捜査へ

神奈川・鎌倉市の海岸近くを航行したクルーザーが捜査の対象になりました。遊泳客の近くで危険な行為をした疑いがあるとして、海上保安本部が捜査を始めたことが分かりました。その危険な行為とは?

    ◇

神奈川・鎌倉市由比ヶ浜、16日にこの海岸に現れたのはクルーザー。しかも、かなり岸に近い波打ち際です。クルーザーから聞こえる叫び声。海で遊ぶ人々のすぐ横を通過したのです。

その後、クルーザーの船長は、駆けつけた海上保安庁により厳重指導をされ、現場を後にしたということですが、これだけでは済まない事態に。20日、県は、このクルーザーについて捜査が始まったことを明かしたのです。

神奈川県・黒岩知事「このような危険な行為を行われたことは大変残念に思います。本件については海上保安庁が捜査に着手したと聞いております」

県迷惑防止条例違反の疑いで、海上保安庁が捜査を開始したということです。遊泳中の人の近くでスピードを出したり、急旋回したりしたことを危険な行為だと判断したということです。

今年は、海開きの中止で遊泳区域が明確になっていないため、船が入ってこられる状態でした。

サーフィンをしていた人は――

映像を見た人「非常に危険な状態で、浜の方にかなり近いのでかなり危ないかなと」「単純に危険だと思います。(Q.あそこまで船が来るのは?)見たことないですね」

当時船長は、「サーファーにあおられて、波を立てていた」と話していたということです。