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日米月探査協力共同署名 日本人初の月面へ

2020年7月10日 14:32
日米月探査協力共同署名 日本人初の月面へ

日本人宇宙飛行士が初めて月面に降り立つ日が現実のものとなりそうです。

萩生田文部科学相とNASA(=アメリカ航空宇宙局)のブライデンスタイン長官が10日、オンラインで、月探査で協力していくための共同宣言に署名しました。

アメリカは、2024年にアメリカ人宇宙飛行士が再び月面着陸を目指す「アルテミス計画」を進めていて、すでに日本はこの計画に参加する方針を打ち出していますが、共同宣言によって、日本人宇宙飛行士も月面や月の周りを回る基地で活動する機会が得られることになりました。

今後、着陸時期や人数、活動内容についての取り決めが策定されますが、2020年代の後半にも実現するとみられています。

日本は、宇宙への物資補給やバッテリーなどの分野で国際的にも高い評価を得ていて、「アルテミス計画」への参加で科学技術のさらなる発展や産業振興も期待されます。