２９日の東京株式市場で日経平均株価は値を下げ、心理的節目である２万２０００円を割り込んだ。

日経平均株価の終値は、先週末比５１７円４銭安の２万１９９５円４銭。

先週末にニューヨーク株式市場では、ダウ平均株価が７００ドル以上値を下げた。この流れを受けて、東京株式市場も売り注文が優勢となった。また新型コロナウイルスの感染者が世界全体で１０００万人を超えたことから経済の回復がさらに遅れることへの懸念も広がっている。

中国や香港などアジアの主要な市場で株価が下落したことも、日経平均株価を押し下げる要因となった。

東証１部の売買代金は、概算で２兆１４０７億円。東証１部の売買高は、概算で１２億４９６２万株。