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韓国 日本の姉妹都市に物資支援も批判殺到

2020年5月26日 21:43

新型コロナウイルスをめぐり、韓国・南東部に位置する慶州市が日本の姉妹都市などに医療物資を支援したところ、インターネット上で批判が殺到し、追加の支援計画の撤回に追い込まれました。

慶州市は今月21日、姉妹都市の奈良市と交流がある京都市に、それぞれ防護服1200着や医療用ゴーグル1000個などを送ったことを明らかにしました。さらに、福井県小浜市などにも医療物資を支援する計画でしたが、インターネット上で「売国奴」などと批判が殺到。

韓国大統領府のホームページには、慶州市長の解任を求める訴えが書き込まれ、既に9万人近くが賛同しています。韓国メディアによりますと、これに対し慶州市長は「苦しんでいる姉妹都市を助けることがそんなに大きな過ちなのか」と疑問を呈しながらも、追加の支援計画を撤回したということです。

日韓関係の冷え込みは、新型ウイルスをめぐる自治体間の協力にも否定的な影響を及ぼしています。