PCR検査 歯科医師にも検体採取を認める
新型コロナウイルスの感染拡大でPCR検査をする医師らの不足が懸念されるなか、厚生労働省は、歯科医師にも検体採取を認めることを決めました。
感染の有無を確認するPCR検査は、医師や看護師などが患者の鼻やのどから検体を採取していますが、厚労省は、歯科医師にも検体採取を認めることを有識者会議に提案し、了承されました。
研修を受けたうえで、地域の検査センターで患者の同意を得て行うことが可能となります。
今後、PCR検査が増加することが想定され、医師らの不足が懸念されているためで、医療体制の維持が困難な場合などの特例的な時限措置としています。
厚労省は、今週中に自治体に通知し、早急に開始したい考えです。