「PCR厳しめ」発言 さいたま市長が謝罪
さいたま市長は13日、市の保健所長が記者団に新型コロナウイルスの「PCR検査をする条件を少し厳しめにしていた」と話したことについて、「誤解を招く表現だった」と謝罪しました。
さいたま市の西田道弘保健所長は10日、記者から市のPCR検査数が埼玉県や他の政令指定の市に比べて少ないことについて質問され、「病院があふれるのが嫌だったというところもあって、PCR検査をする条件を少し厳しめにとっていた」と話していたということです。
これについて清水勇人さいたま市長は13日、誤解を招く表現だったとして、謝罪しました。
さいたま市・清水市長「信頼を損なう、誤解を招く発言をしたことを、市を代表して心からおわび申し上げたい」
また、清水市長は検査数が少ないことについては、「クラスターがほとんどなかったため」と話し、検査基準については、県から示された方針に従ってしっかりとやってきたと説明しました。