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救急隊員感染 救助活動などで患者らと接触

2020年4月10日 10:30
救急隊員感染 救助活動などで患者らと接触

東京消防庁の救急隊員が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。東京消防庁は、隊員が救急搬送の際に接触した患者らに症状がないかなど、確認することにしています。

東京消防庁によりますと、感染が確認されたのは、江東区にある深川消防署・森下出張所に勤務する30代の男性救急隊員です。男性隊員は先月30日に発熱し、神奈川県の自宅で療養していましたが、PCR検査の結果、今月9日に感染が確認されました。東京消防庁の職員の感染確認は初めてです。

この隊員は発熱前の2週間で、救急搬送の際に患者25人やその家族らあわせて約60人と接触していたということで、東京消防庁は、症状がないかなど、保健所と連携して確認することにしています。また、隊員と救急車に同乗していた職員ら19人を自宅待機にしているということです。