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中国報道官「米軍が武漢に持ち込んだかも」

2020年3月13日 21:47

中国外務省の報道官は、新型コロナウイルスについて「アメリカ軍が武漢に持ち込んだのかもしれない」とツイッターに投稿し、波紋を広げている。

中国外務省の趙立堅報道官は12日夜、ツイッターに「アメリカ軍がウイルスの流行を武漢に持ち込んだのかもしれない。データを公表し、透明性を高めるべきだ」などと投稿した。ただ、具体的な根拠については明らかにしていない。

別の報道官は13日の会見で、「発生源の問題は科学的な意見を聞く必要がある」と述べ、詳しい説明を避けた。一方、趙氏の投稿が中国政府の見解か問われたのに対し、「アメリカ政府高官は根拠なく中国を中傷するが、アメリカ政府の見解なのか」と反論した。

中国の初動の遅れを指摘するアメリカ側との間で、今後も応酬が続きそうだ。