×

ダウ1464ドル安 史上2番目の下げ幅

2020年3月12日 5:41

新型コロナウイルスの感染拡大で、11日の米・ニューヨーク株式市場が再び大幅下落した。取り引きを終えたダウ平均株価は、1464ドル安となった。この下げ幅は史上2番目の大きさ。

11日のダウ平均株価は、前の日の終値から1464ドル94セント値を下げ、2万3553ドル22セントで取り引きを終えた。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、トランプ大統領が議会に提案した新たな経済対策について、実現可能性とその効果が不透明だとの見方から、朝方から大きく売られた。

また、午後にWHO(=世界保健機関)が「パンデミック」にあたると表明したことで、一気に売りが加速した。

終値の下げ幅は史上2番目の大きさとなった。

市場関係者は「株価が下げ止まる要因が見当たらず、まだ、底も見えない状況だ」と話している。