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欧州→米の渡航制限発表 東京市場にも動揺

2020年3月12日 10:24

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で12日の東京市場の株価も値下がりしている。

トランプ大統領がヨーロッパからアメリカへの渡航制限を発表したことで市場には動揺が広がっている。

11日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は史上2番目の下げ幅となる1464ドルの値下がりとなった。アメリカでの感染拡大やWHO(=世界保健機関)が今回の感染拡大が「パンデミック」にあたると表明したことを受けて警戒感が広がったため。

これを受け、12日朝の東京市場も取引開始直後から全面安の展開となり、一時500円を超える値下がりとなった。

そして、トランプ大統領がヨーロッパからアメリカへの渡航を制限すると発表したことを受けて、東京市場はさらに値下がりして現在は1万8000円台で取引されている。

投資家の間では人や物の流れがストップしてしまうことへの危機感が強まっており、世界経済への影響がさらに広がっている。