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森法相「真摯に反省」「深くおわび」

2020年3月12日 21:31
森法相「真摯に反省」「深くおわび」

森法相は「東日本大震災のとき検察官は福島県から最初に逃げた」などと国会で答弁したことをめぐり「真摯に反省し、深くおわびする」と謝罪した。

森法相「法務大臣として誠に不適切なものだったと真摯に反省して、撤回し深くおわびを申し上げます」

森法相は12日午後、安倍首相から厳重注意を受け、「法務省が確認した事実と異なる」として発言を撤回し謝罪した。

また、安倍首相は記者団に対し、「今後、一層緊張感を持って職務を果たしてほしい」と述べ、辞任の必要はないとの認識を示した。

国会は野党の反発により審議がストップしていたが、森法相への注意と謝罪をもって、衆議院本会議が開かれた。

本会議では、新型コロナウイルスの感染が急激に拡大した場合に「緊急事態宣言」を可能とする特措法改正案が与党と立憲民主党などの賛成多数で可決され、参議院へ送られた。

ただ、立憲民主党の山尾議員と無所属の寺田議員は会派の方針に反して反対した。山尾議員は、反対の理由として緊急事態宣言の際には「国会の承認が必要だ」としている。