東京・練馬区は８日に会見を開き、６日に発表された新型コロナウイルスの感染者の女性が、区の障害者福祉施設の職員であることを明らかにした。

練馬区は６日に東京都が発表した感染者の５０代女性が、区立の障害者福祉施設で利用者の食事などの介護にあたる職員であると明らかにした。

女性は、先月２３日に発熱などで受診し、その後に回復したため、今月２日に出勤。しかし、翌日３８℃を超える発熱があり、ＰＣＲ検査の結果、６日に感染が確認されたという。女性は入院中だが、軽症だという。

区は１３人を濃厚接触者として健康観察を行うとともに、このうち利用者９人については、９日にＰＣＲ検査を行うとしている。

また、施設は９日から１６日まで臨時休業にするという。