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武漢市 治療終えた患者が退院後死亡で波紋

2020年3月5日 13:01

中国本土では新型コロナウイルスに感染し亡くなった人が3000人を超えた。こうした中、武漢市では治療を終えたとして退院した患者がその後亡くなり、波紋が広がっている。

中国本土では新たに31人が亡くなり、死者の合計は3012人となった。

また中国メディアによると先月26日に武漢市の臨時病院を退院した36歳の男性がその後、身体の不調を訴え、今月2日に呼吸困難などで死亡したという。

このため男性が完治しないまま退院させたのではとの指摘も出ている。

中国では退院後の検査で陽性反応が出る例も相次いでいて、専門家からは退院の基準をより厳密にすべきではとの声も出ている。