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レッスン使用の著作権料 音楽教室側が敗訴

2020年2月28日 15:53
レッスン使用の著作権料 音楽教室側が敗訴

音楽教室のレッスンなどで使用される楽曲にJASRAC(日本音楽著作権協会)が使用料を取ることについて、音楽教室側がその権利はないと訴えた裁判で、東京地裁は28日、教室側の訴えを退ける判決を言い渡した。

この裁判は音楽教室のレッスンなどで使用される楽曲について、JASRACが使用料を徴収する権利はないとして、音楽教室側が提訴したもの。

判決で、東京地裁は音楽教室の生徒が不特定かつ多数であることから「『公衆』に該当する」。「教師が公衆である生徒に対して自らの演奏を注意深く聞かせるために演奏していることは明らか」だと指摘した。

そして、教室での演奏には著作権が発生するとして、音楽教室側の請求を認めなかった。

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音楽教室側は今後の方針については控訴も含めて検討するという。