韓国で新型コロナウイルスの感染が急速に拡大していることを受け、日本政府は大邱市などに滞在していた外国人を入国拒否の対象とする方針を固めた。

韓国では新型コロナウイルスの感染に歯止めがかからず、２５日時点で感染者は９７７人にのぼっている。こうした事態を受け、日本政府は、入国申請前の１４日以内に大邱市や慶尚北道の一部地域に滞在していた外国人を入国拒否の対象とする方針を固めた。

２６日に開かれる対策本部で正式に決定する見通し。

政府はこれまで中国の湖北省と浙江省を入国拒否の対象にしてきたが、中国以外の国を対象に加えるのは初めて。

また外務省は２５日、大邱市など一部地域に対する感染症危険情報を不要不急の渡航をやめるよう促す「レベル２」に引き上げている。