米大統領選 ロシアが民主党予備選に介入か
今年秋のアメリカ大統領選に向けた野党・民主党の候補者選びで、ロシアが急進左派のサンダース候補を勝たせるため、介入していると有力紙が報じた。
ワシントンポスト紙は関係者の話としてロシアがアメリカの野党・民主党の候補者選びに介入し、「革命」を訴える急進左派のサンダース候補が大統領候補に選ばれるよう、工作活動を行っていると報じた。
この報道を受け、サンダース候補は声明で「私はトランプ大統領と違ってプーチン大統領の友人ではない」とした上で、「ロシアへのメッセージは『アメリカの選挙に関わるな』ということだ」と強調した。
この直前には、「トランプ大統領の再選を後押しするためロシアが民主党の候補者選びに介入している」との情報当局の分析内容が報じられていた。
ロシアをめぐっては、前回2016年の大統領選挙でもソーシャルメディアなどを通じて介入したとされている。