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ベビーフードで忙しいひとり親家庭を支援

2020年2月19日 15:54
ベビーフードで忙しいひとり親家庭を支援

ゲストいち押しのソーシャルグッドなヒトやモノを紹介していただく「recommend」。元ハンドボール日本代表キャプテンの東俊介氏、一押しは「Mi+ミタスのひとり親 支援活動」。

――これはどういったことなのでしょうか。

私が顧問を務めている、Mi+(ミタス)というベビーフードを扱っているMiLという会社があるのですが、その会社が今ひとり親の家庭に向けて支援をするためのクラウドファンディングを実施しています。

――なぜベビーフードなのですか。

そうですね。食習慣と病気にはすごい大きな相関があり、生後1,000日までに食べたものによって将来の味覚や食習慣がすごく変わってきます。

――その1,000日が大事だからこそ、ベビーフードを皆さんにということでしょうか。

おっしゃる通りです。

――反応は今のところどうですか。

すごくよくなっていて、今支援をいただいています。実は現在、日本では7人に1人の子どもが貧困だといわれており、特にひとり親家庭においては経済的にも時間的にもゆとりがありません。親御さんが家事やお仕事、育児に追われてしまうので、そういう家庭を支援したいという思いで、今回クラウドファンディングを行っています。支援していただいたものは、ひとり親家庭の支援を行っているNPO法人フローレンスさんに寄付し、少しでも多くの家庭に子どもの栄養と親御さんの心と体にゆとりをお送りしたいと考えています。

――食事はとっていても、それでちゃんと栄養がとれているかというのはまた別の問題になってきますよね。

はい。

――東さんが食に注目したのは、やっぱりスポーツ選手だった影響もあるのでしょうか。

そうですね。私たちも競技をしていたときは、食べたものが自分の体を作るので、それは意識しながらやっていましたね。

――子どもたちに少しでも多く、そのベビーフードが届くといいですね。

そうですね。あとは親御さんのためでもありますので。

■東俊介氏プロフィル
元ハンドボール日本代表キャプテン。現在はスポーツ事業を中心に複数の会社で活動。実業団時代は9度の日本一に輝き、アテネ五輪アジア予選など数々の国際大会に出場した。現役引退後はスポーツマネジメントを学び、日本ハンドボールリーグのマーケティング部新設に尽力。初代部長に就任。また、アスリートのライフキャリアを支援するため、スポーツとビジネスをつなぐ交流会なども行う。

【the SOCIAL recommendより】