新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、大規模な対策に乗り出す企業が増えている。

ＮＴＴコミュニケーションズでは全国およそ６０００人の全ての従業員を対象に、テレワークを促している。普段はテレワークは週２回までとしているが、今回、上限を撤廃した。

また、ＮＥＣやソニーなどが従業員に対してラッシュアワーを避けた通勤や、自宅でのテレワークを勧めている。さらに、メルカリは採用面接や会議を原則、直接会わずオンラインで行うよう指示した。また国内、海外とも出張を禁止した。

大手商社などが加盟する業界団体によると、出張については複数の国から日本からの出張を控えて欲しいという声が、あがっているという。企業の間にコロナウイルス感染への警戒感が広がっている。