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入院男性、感染の医師との接点確認できず

2020年2月14日 11:54
入院男性、感染の医師との接点確認できず

医師が新型コロナウイルスに感染していることが13日に確認された和歌山県内の病院で、入院していた70代男性も感染していることが新たに分かった。症状は重いという。

和歌山県は14日午前9時半から会見を開き、50代の男性外科医師が新型コロナウイルスに感染していることが確認された済生会有田病院で、13日まで入院していた70代の男性も、新たに感染していることが分かったと発表した。

和歌山県・仁坂吉伸知事「発病前14日間の渡航歴は不明です。本人が重症ですから、あなたは誰と会いましたかと、そういうのは聞けない状態です」

70代の男性は県内在住で、今月1日に倦怠(けんたい)感があり、近所の医療機関を2回受診した後、6日から済生会有田病院に入院していた。県によると、この男性と感染が確認された医師の接点は今のところ、確認できていないという。

県はほかに、症状がある患者と医師の残る3人についても、現在、検査を急いでいる。