第1便で帰国 ホテルなど滞在の全員が陰性
「新型コロナウイルス」の感染が拡大している中国・武漢市から、先月、チャーター機の第1便で帰国し、千葉県内のホテルなどに滞在している人のウイルス検査の結果、全員、陰性で感染が確認されなかったことが分かった。
厚生労働省は、12日午後、先月29日にチャーター機の第1便で帰国した人のウイルスの再検査の結果、全員が陰性で感染が確認されなかったと発表した。
第1便の帰国者のうち、帰国直後の検査で感染が確認されず、発熱などの症状がなかった197人は千葉県内のホテルや埼玉県内の施設に滞在していた。
厚労省は、経過観察期間とされる「12.5日」が経過した11日、改めて197人のウイルス検査を行っていた。
結果を受け、滞在している人は、全員、帰宅できることになる。