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中国駐在のマレーシア大使館員ら“退避”

2020年2月7日 7:40

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、6日、中国に駐在するマレーシア大使館の職員らが本国に退避を始めた。

マレーシア政府は、中国全土に駐在する大使館や総領事館の職員について、一部を除いて家族とともに退避させることを決めた。対象は212人で、そのうち2家族10人が6日、マレーシアの首都・クアラルンプールの空港に到着。健康診断を受けたあと、自宅待機になったという。

また、マレーシア政府はこれまで湖北省の住人を対象に入国ビザの発給を停止していたが、これを中国が移動を規制しているほかの都市へも拡大するとしている。