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国連事務総長 日本に温暖化対策強化求める

2020年2月5日 12:29

国連のグテーレス事務総長は4日、二酸化炭素の排出量が多い国として日本などを名指しして、温暖化対策を強化するよう求めた。

グテーレス事務総長は4日、国連創設から今年で75年の節目を迎えるにあたり、世界が抱える課題について会見し、特に温暖化問題を強調した。「石炭中毒は危険なほど強い」と石炭火力発電所の建設を批判し、二酸化炭素の排出量の多い国として日本などを名指しした。

グテーレス事務総長「最も(二酸化炭素を)排出している国はどこか?はっきりさせよう。それは明らかだ。すでに取り組みを表明しているEU。アメリカ、中国、インド、日本、ロシア。これらが恐らく最も重要な国だ」

その上で、これらの国々に対して、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質的にゼロにするため、対策を強化するよう求めた。