新型コロナウイルスに感染した客が乗っていたことがわかった大型のクルーズ船が、３日夜から横浜港沖に停泊している。厚生労働省によると、検疫で特段の症状がなかった乗客は、船を降りて帰宅してもらう方針。

政府関係者によると、ＷＨＯ（＝世界保健機関）が最新の潜伏期間を２日から１０日としていて、クルーズ船に一時乗っていた感染者が船を降りてから２月４日で１０日となることなどから判断したという。

また、チャーター便で武漢から帰国した日本人に、政府の公的施設や民間のホテルなどで待機してもらう期間などについても、政府は、これまでの２週間から１０日に短縮することを検討している。