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厚底シューズ“市販タイプの使用認める”

2020年2月1日 10:11

陸上長距離で多くの選手が使用して好記録が相次いだことを受けて、規制の可能性が指摘されていたナイキの厚底シューズについて、世界陸連は1月31日、これまで市販されてきたタイプの使用を認める新たなルールを発表した。

新ルールでは、今年4月30日以降、使用できるシューズは、競技開催の4か月以上前から市販されているものとし、特注品などの使用は認められない。また、底の厚さを4センチメートル以下とすることや、複数のプレートを重ねて埋め込まないなどの条件も発表された。

ナイキの厚底シューズ「ヴェイパーフライ」については、これまでに市販されたタイプの使用は認められるが、AFP通信は、現行より靴底が厚く、反発力を高めたナイキの次世代モデルは条件を満たさず、競技での使用は認められないと伝えている。