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ボーイング22年ぶり赤字 新型機墜落影響

2020年1月30日 7:17

2度の墜落事故による新型機の運航停止などの影響で、アメリカ航空機大手「ボーイング」の去年1年間の決算は、22年ぶりに赤字に転落した。

「ボーイング」が29日に発表した去年1年間の決算は、最終損益が6億3600万ドル、日本円で690億円あまりの赤字となった。これは2度の墜落事故を起こした主力の新型機「737MAX」が世界中で運航停止となり、航空会社への出荷も停止している影響によるもの。

アメリカメディアによると、通期で赤字に転落するのは1997年以来22年ぶりとなる。

「737MAX」の運航停止は、少なくとも今年半ばまで続くとみられ、業績はさらに悪化する見通し。