桜見る会“総裁選の支持拡大に利用か”追及
「桜を見る会」について、野党側は安倍首相が自民党総裁選での支持を広げるために利用したのではないかと追及した。
共産党の田村議員は、総裁選があった年に安倍首相らによる招待客が増えたのは、地方の党員票を獲得するためだったのではないかとただした。
共産党・田村智子議員「2012年の総裁選挙では地方党員票で安倍総理が石破氏を上回ったのはわずか6県。リベンジを果たすべく2018年、地方議員を大勢招待されたんじゃないですか」
安倍首相「私が総裁選への出馬を最終的に決断をし、その旨を表明したのは平成30年の8月でありました。同年4月の桜を見る会の段階では、総裁選への出馬については、全くの白紙であったということでございます」
共産党・田村智子議員「桜を見る会というのは総理によって、総理の座に居座り続けるための手段としても利用されたんじゃないのかと思えるんですが」
安倍首相「それは全く違います」
また、田村議員は2018年の「桜を見る会」の前日に自民党の地方議員を集めた研修会が都内で開かれていたことを指摘し、地方議員が参加しやすいようにセットで開催したのではないかとただした。
これに対し、菅官房長官は一定数の地方議員が招待される桜を見る会に党の研修行事をあわせて行うのは「自然なことだ」と反論した。