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棚橋氏の委員会運営「意図的な審議妨害だ」

2020年1月29日 21:24
棚橋氏の委員会運営「意図的な審議妨害だ」

国会で29日、自民党の棚橋衆院予算委員長の委員会運営をめぐり、野党側は「意図的な審議妨害だ」として、与党側に改善を求めた。

立憲民主党・安住国対委員長「棚橋委員長の対応を見て一向に改善されないとなると、本予算なかなか入れないかもしれないね、これ」

安住国対委員長は自民党の森山国対委員長と会談し、棚橋委員長の委員会運営について、ゆっくり名前を呼んだり、拍手を止めたりするなど「意図的な審議妨害だ」として、改善を求めた。改善されない場合、野党側は来週以降の予算委員会の審議に応じない構え。

棚橋委員長の委員会運営を巡っては、立憲民主党の枝野代表も「完全に与党寄りだ」として批判を強めていた。

枝野代表「またそろそろ入閣をしたいということで総理に尻尾を振っているポチなのか、この棚橋委員長に恥を知れと私は申し上げたい」

棚橋予算委員長「枝野代表が人を人として扱わない発言されたことに大変強い憤りを覚えております。ご指摘をきちんと受け止めながら、これからも公平公正にやってまいりたいと思います」

野党側は31日に予定されている、衆議院予算委員会の集中審議で棚橋委員長がどのような委員会運営を行うのか注視することにしている。