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蓮舫氏“功績チェックなしでの招待”ただす

2020年1月29日 12:20
蓮舫氏“功績チェックなしでの招待”ただす

立憲民主党の蓮舫参院幹事長は、「桜を見る会」の問題をめぐり、安倍首相の事務所が後援会などから募った参加者が、功績などのチェックなしに、招待されていたのではないかとただした。

安倍首相は自身の事務所では後援者からの推薦があれば招待するにふさわしいと判断し、内閣府・内閣官房に取り次いでいたことを明らかにした。

立憲民主党・蓮舫参院幹事長「出席希望者の返信を受けた安倍事務所は、ふさわしい確認などの作業をした上で、内閣官房に名簿を提出するんですか」

安倍首相「事務所においてチェックをすると言ったってそれは、それぞれ限界があるわけでありますから、(後援者の)誰かの推薦があれば、これはふさわしいだろうと。それで最終的な責任を負うのは、内閣府においてですね、ふさわしいかどうかということを含めて、取りまとめを行っているということです」

蓮舫議員はさらに、安倍事務所が参加者を募った際の締め切りが、内閣府が各省庁向けに設定した締め切りより2週間近く遅いことを指摘し、最終的な取りまとめを行う内閣府でもノーチェックだった可能性についてただした。

これに対し内閣府は、総理枠を含む、いわゆる「政治枠」の方が各省庁からの推薦より取りまとめ作業が容易であることなどを理由に、締め切りを遅く設定していたなどと説明した。