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日本人で初の感染者“武漢渡航ない”運転手

2020年1月28日 21:32

日本国内で初めて、中国・武漢への渡航歴のない、新型コロナウイルスへの感染者が確認された。武漢からのツアー客を乗せたバス運転手の日本人男性で、日本人としては初の感染者になる。国内でもヒトからヒトへの感染が起きているものとみられる。

厚生労働省によると、新型コロナウイルスへの感染が確認された奈良県に住む60代のバス運転手の日本人男性は、今月、2回にわたり武漢市からのツアー客をバスに乗せていたという。

男性は、今月14日にせきや悪寒などの症状があり、25日に奈良県内の医療機関に入院したという。

武漢への渡航歴がない感染者が初めて確認されたことで、日本国内でもヒトからヒトへの感染が起きているものとみられる。

また、ほかにも武漢市から日本を訪問中だった40代の男性らも新たに感染が確認された。日本国内で新型コロナウイルスへの感染が確認された人は計7人となった。